日本スニーカー界の草分け、
ムーンスターの躍進が
止まらない理由
- ミニマルでクリーンなルックスがいままたファッションシーンから再評価され、急激にシェアを伸ばしているムーンスター。福岡県・久留米市のファクトリーは、国内でも僅かな工場しかノウハウを持っていないヴァルカナイズ製法やインジェクション製法を可能にできる高い技術力を持っています。
- Gently（ジェントリー）、810s（エイトテンス）、SHINARI（シナリ）……150年の靴作りで培ったノウハウが存分に踏襲された履きやすさは言うまでもなく、懐かしさと新しさが共存するような新鮮なルックス、絶妙ないなたさが “履きこなしてやろう” というファッションへの意欲を刺激してくれます。
HISTORY
1873年、倉田雲平が久留米市米屋町で始めた「つちやたび店」がムーンスターの始まりです。はじめは夫婦で力を合わせて足袋を仕立てていましたが、1894年にドイツ製のミシンを採用したことにより家内工業から工場生産へと拡大。1920年に地下足袋の研究を開始し、2年後には生産スタートしました。そして1925年にスニーカーやゴム長靴を開発し、本格的にシューズメーカーとしての歴史が始まります。
輸出量が増加しつつあった1928年には、世界中どこでも通用するマークとして“月と星（ムーンスター）”印を使用。その後、つちやたび株式会社、日華護謨工業株式会社、日華ゴム株式会社、月星ゴム株式会社、月星化成株式会社を経て、株式会社ムーンスターが社名となりました。
- ミニマルでクリーンなルックスがいままたファッションシーンから再評価され、急激にシェアを伸ばしているムーンスター。福岡県・久留米市のファクトリーは、国内でも僅かな工場しかノウハウを持っていないヴァルカナイズ製法やインジェクション製法を可能にできる高い技術力を持っています。
- Gently（ジェントリー）、810s（エイトテンス）、SHINARI（シナリ）……150年の靴作りで培ったノウハウが存分に踏襲された履きやすさは言うまでもなく、懐かしさと新しさが共存するような新鮮なルックス、絶妙ないなたさが “履きこなしてやろう” というファッションへの意欲を刺激してくれます。
躍進が止まらない
注目の3モデル
雨の日も履けて、この見た目でほぼ1万円!!「GEMTLYジェントリー」30年以上培ったウォーキングシューズの技術を本革靴に反映
“スニーカーみたいな革靴”という新たな紳士靴像を築きあげ、一躍新定番ブランドへと登り詰めたジェントリー。150年の歴史を誇る久留米の名門「ムーンスター」が手がけている！という骨太な背景が、まず萌えどころ。加えて1万円チョットという驚愕のコスパも、万物の価格高騰が続く現代において、服好きから救世主的立場で迎えられる一因となりました。
GENTLY GE102
新色ブラウン
11,000円
使い勝手のいいプレーントウ。スニーカーみたいな履き心地なのに、スニーカーより断然大人っぽく装えます。透湿防水機能で蒸れにくく、すり減りにくい耐摩耗ソール。それで1万円台前半とコスパ最強！ “スニーカーみたいな革靴”の好例です。こちらは新色ブラウン。
GENTLY GE108VG
13,200円
味のあるモカ縫い効果でカジュアル映え必至のチロリアンに、横っ面がクリーンなコートソールをドッキング。おかげでクリーンな装いにも守備範囲を拡大してるし、何よりこの面でこの価格ってのが驚異的。
業務用靴を、日常使いにちょうどいいスニーカーへリデザインした「810s エイトテンス」料理人、看護師、土木作業員……作業靴の概念を超越した新定番
料理人や看護師など、専門分野で働く方に向けたユニフォームシューズの設計を、デイリーなお洒落シューズに応用するムーンスターの810s（エイトテンス）。“ユニフォーム”と聞くと機能性が先行しそうなイメージですが、見ての通りデザインは今どき。エイトテンスを訳すと腹八分目。機能も顔も値段も、“日常にちょうどいい”を目指したスニーカーです。
810s ET012 PROO
6,600円
エイトテンスの中でも、着脱が簡単で人気のプルー。丸みのあるモカシンローファー型のフォルムが印象的なスリッポンです。ルーツは、耐油性などに優れたキッチンシューズ。油や水にさらされても足が汚れにくいよう、甲部から足首近くまでをモカ＆タンがしっかり覆うデザインで、シンセティックレザー（人工皮革）を使用しています。「雨靴を履くほどじゃなさそう」程度の雨の日なんかはプルーが1足あれば◎。新色ブラウンが登場。
810s COMUT ET036
9,900円
長年に渡り積み上げてきたウォーキングテクノロジーを紐解き、ホールド構造や快適性を継承したアッパーと着地・体重移動・蹴り出しを最適なバランスに整えたソールを組み合わせたコミュート。アウトソールの複雑パターン、せり上がったトウガード、かかとの歩行安定パーツが、デザインとしても効いた、シックで落ち着きのあるチロリアンタイプ。
お硬いブーツにサヨナラ！革靴でもスニーカー以上にコンフォタブル
「SHINARI シナリ」独自のソール形状で、しなやかな歩行をサポートする新進ライン
シナリはその名のとおり、歩行時に軽快にしならせることでクッション性を生み出す独自のソール形状を特徴とするコンフォタブルシューズの新進ライン。佐賀工場にて、古くから続けられてきた製靴技術を駆使して生産されています。特殊技術であるDUS式製法を採用。液状のソール素材を靴型に隙間なく密着させ、化学反応を使って成型＆接着を同時に行うというもので、他の製法に比し、靴をよりしなやかに仕上げることができるのです。
SHINARI SR001
SUMEN
22,000円
ビジネスシーンで活躍必至のSUMEN(素面)。シンプルなダービープレーンで、羽根のステッチングやパターンの重なりが特徴。クラシックながら色気あるたたずまいに、シナリのアイコンである独自形状ソールでスポーティさも加味。しっかりしなって柔らかく、足へのやさしさはスニーカー以上！と、ビジネス×モードが絶妙バランスです。スニーカー慣れした人の革靴の入門編としても推しの一足です。
ON⇔OFF万能なビギンだけの
“オールネイビー”仕立てBegin別注
9,900円
2023年にリリースした新コレクション、LOAFY（ローフィー）を、オールネイビーで仕上げた肝入りの別注作。パイピングのモカシン仕様が特徴のローファーで、素材には上質なコットンスエードを使用しています。製法はムーンスターならではヴァルカナイズ製法。丈夫で型崩れしにくい、ムーンスターを象徴する技法です。そんな特別なソールを、通常では展開されないネイビーカラーにチェンジし、アッパーと併せてネイビーワンカラーにこだわることで、より洗練された見た目に仕上げました。オン・オフどんな着こなしにもマッチして汎用性は抜群なうえ、紺一色の見た目は非常に都会的でもあります。
